2024/9/1 スタッフのつぶやき

今月の「いろどり」は、センター事業を彩る二つの自主事業のうち、『しめ飾り作り』のお話です。(『刃物研ぎ』は、来年3月号での掲載を予定しています。) 

😀『しめ飾り作り』は、平成12年11月に事業を開始し、平成15年2月には「しめ飾り班」が結成されています。また、『刃物研ぎ』は、平成15年4月に事業を開始し、同時に「刃物研ぎ班」が結成されていますので、いずれも20年以上続く自主事業となっています。

 全国では、しめ縄・正月飾りを製作しているセンターは61カ所あり、令和4年度には松江の『しめ飾り作り』は販売金額で全国7番目となっています。常連のお客様からは、「安価で、見栄えがいい」と好評をいただいていると聞いています。 

😉そこで、しめ飾り班の世話人をしていただいています角田祐吉会員から『しめ飾り作り』の現状などのお話を伺いました。

 「しめ飾り班は、現在15~16人の会員が所属していますが、実際に作業に参加するのは10人前後です。9月下旬ごろから12月までが作業のシーズンとなります。1シーズンに玉〆だけで約800個を作っており、全体では3千個を超えます。」

🚛それだけの数のしめ飾りを作製するために苦心されていることは、わらの確保と会員の確保です。

毎年、農家から田んぼを借りて、田植えだけはその農家にお願するものの、稲刈り、はで干し、脱穀等を会員自らが行って、わらを確保しています。はで干しされた稲わらは、3,300把以上になります。

😂また、会員の確保のために毎年講習会を実施してされていますが、講習会に参加されても作業に参加していただけないのが悩みです。実際の作業は分業で行うので、個人の技量に応じた作業をすることになり、初心者には初心者に合った作業がありますから安心して作業に参加してくださいとのことでした。