2024/6/01 スタッフのつぶやき

 

「重萬事故」をご存じでしょうか?シルバー人材センターの就業中や就業途上に起きた、病状が非常に重い事故のことで、1死亡 26ヶ月以上の入院
となった事故を「重篤事故」と定義しています。
全国では「重篤事故」が、令和5年度36件(前年度29件)発生しており、そのうち23件(前年度20件)が死亡事故です。1年間に23人もの方の尊い
命がシルバーの仕事に関連した事故により失われています。(詳細は、本「事務局だより」の6·7ページに掲載)
県内のシルバー人材センターでは、令和5年度は、「重篤事故」は発生していません(前年度1件…26ヶ月以上の入院)。しかしながら、過去3件の死
亡事故が発生しています。
当シルバー人材センターにおいても、令和元年9月に死亡事故が発生しています。剪定作業準備中に、ヘルメット、安全帯を着用するために高所から降
りようとした途中、つかんでいた小枝が折れて転落された事故でした。それ以降、会員の皆さんのご努力により、「重篤事故」は発生していませんが、残念
ですが、重篤に至らない事故は毎年複数発生し、無くなってはいません。
当センターの安全就業スローガン『歳重ね 今日も無事故で いい仕事』は、素晴らしいスローガンだと思います。いい仕事とは、事故なく、安全にす
る仕事であって、「歳を重ねても日々いい仕事(=事故のない仕事)をし続けよう」という意味と個人的に解釈しています。そのためには、『(安全は)無理
せず 焦らず 油断せず』に仕事をすることが大切です。
「事故ゼロ」という皆さんの努力の賜物が、私たちのセンターに彩りを添える日を目指して、一日一日、みんなで頑張りましょう!